師走という名の

 

一年の締めくくりの月

忙しいとはよくも言ったもんだ

 

大掃除も一度にはできず

毎晩、少しづつ手をつけている

思うように進まないのが

難点でもあり

小さな楽しみでもある

 

奥にしまいこんだ

あれやこれやが

懐かしさを思い起こさせる

 

どっぷりとはまらないように

気をつけているつもりなのだが

 

中々どうして

 

人生の半分以上を生きていると

思い出もそれなりに多く

その昔にタイムスリップしたように

 

心が若返ってゆく

 

遠い思い出は

もう戻ることは無いのだけれど

 

忙しい時間の中に

和むひとときでもある

 

師走という名の

思い出探しかな